ビジネスの世界では、ビデオ会議のツールとしてすっかりメジャーになっているMicrosoftのTeams。
ビデオ会議をやっていれば当然、参加者に共有したいスライドや資料があると思います。
ですが、意外と自分の画面共有ができない、やり方が解らないなんて声をよく聞きます。
Teamsの画面共有はちょっとクセがあるかも知れませんが、覚えてしまえば画面の共有方法は簡単です。
今回は「Teams使い方!ビデオ会議で画面共有できない?固定方法や分割の最大人数を解説」と題して、画面共有やメイン画面の固定方法、画面分割の最大人数などについても解説していきます。
Contents
Teams使い方!ビデオ会議で画面共有できない?共有方法を解説
画面共有はウィンドウ共有がお勧め。
デスクトップ共有だと通知など、余計な情報まで表示される。PowerPointでウィンドウ共有すると、発表者ツールを使える。
因みに通知はWin10の設定から集中モードを設定すると、会議中の通知を簡単に制御できますよー。#M365VM #Teams pic.twitter.com/NZ1HWnPzVq
— Yellow11 (@br_Yellow11) May 28, 2020
Teamsでビデオ会議する機会が増えるいっぽうで、画面共有ができない、やり方が解らないという方も多いようです。
Teamsには画面共有する方法が2パターンありますので、2つの画面共有方法について解説します。
ビデオ会議中の画面共有方法
Teamsで画面共有する場合は基本右上にある「画面共有」アイコンをクリックします。
アイコンをクリックすると画面下に現在開いているファイルとタイトルが表示されますので、表示させたい画面を選びます。
選んだ共有画面には赤枠が付き、参加者に共有されている状態になります。
共有をやめる場合は画面上部にマウスカーソルを持っていくと表示される「発表を停止」をクリックすれば画面共有は終了します。
Teamsで画面共有する場合の表示方法は4つ
Teamsで画面共有する場合の表示方法はは4つあります。
1つは「ウィンドウ」です。
これはWordやExcel等の開いているファイルやブラウザ画面等の選択した画面だけを表示する機能です。
例えば、PC画面上で複数開いている中のExcelだけを共有したい場合には「ウィンドウ」に表示されている画面を選択します。
2つ目は「デスクトップ」です。
こちらを選択すると、PC画面全体を共有することになるので、複数のファイルを切り替えながら説明する場合などには便利な機能です。
ただし、画面すべてが共有されるので誤って見せたくないファイルや情報まで相手に共有してしまう場合があるので操作には注意しましょう。
3つ目は「Powerpoint」です。
パワーポイントとは、OneDrive上に保存しているパワーポイントデータを資料として画面共有できる機能です。
この機能を使うと、Teams上でパワーポイントデータをスライドショー形式で共有され、共有したデータは参加者の誰でも操作することが可能になります。
4つ目は「参照」です。
こちらはその名の通り、PCやOneDrive等に保存したデータを参照して選択共有できる機能になります。
Teams画面共有時の画面固定方法や分割の最大人数について
Teamsにいつの間にか、画面共有の新機能「スタンドアウト」がリリースされましたね!🤩
自動的に発表者を切り出して、ニュースキャスターのように臨場感のあるプレゼンができて、面白い!😆#Teamsアップデート #Teams新機能 #Teams画面共有 #スタンドアウト機能 pic.twitter.com/jmKXQ0LERH
— 株式会社 環(KAN) (@KAN_Corp) June 7, 2021
Teamsでビデオ会議をしている際、通常だと参加者が多い場合は表示される分割最大数は9画面になります。
参加者が多いと参加順などで表示される画面が変更されるので、表示したい人以外の画面が表示されてしまうケースがあります。
特定の人の画面を固定する使い方として、従来は「ピン留め」機能を使う方法しかありませんでした。
ですが、新たに「スポットライト」機能が追加されたことにより、使い方の幅も広がりました。
ピン留め機能で画面を固定する方法
ピン留め機能を使うことで、個々に自分の画面で表示したい画面を固定することができます。
固定したい画面に表示される「画鋲マーク」を選ぶことで固定ができます。
ただし、大人数で参加している時には発表者の画面を固定してもらいたいのですが、その場合は参加者各自が「ピン留め」機能で画面を固定する必要があります。
全員の画面を固定するならスポットライト機能を使おう!
そこで新しく追加された機能が「スポットライト」機能です。
この「スポットライト機能」を使うと、参加者全員の画面を特定の画面に1度の操作で画面固定することができます。
「スポットライト」機能の使い方は、会議参加者一覧から固定したい参加者を選び、「その他オプション」をクリックすると表示される「スポットライト」を選択します。
そうすると設定した参加者の画面が、参加者全員の画面で全画面表示されます。
この「スポットライト機能」を使うことで、Teamsを使ったWebセミナーや会議資料無しでの発表の際などで、参加者全員に発表者の画面を固定し、注目させることができます。
まとめ
仕事用パソコンのOutlookをダークモードに変更してみた。確かにデフォルトの明るい色より目に優しそうだし、モニターの電気代の節約につながるという話もあるし、何より見た目いい感じ。TEAMSで同僚に画面共有したら今日だけで2度も「どうやるのか教えて」と聞かれた😊#ポジティブ日記#ダークモード pic.twitter.com/5Q7l2kMKKR
— TK@朝活&ポジティブ日記 (@GoodRoutine_TK) June 25, 2021
Teamsでビデオ会議をする際には、細かい機能の使い方を覚えておくととっても便利です。
画面共有するにも様々なやり方がありますので、それぞれの長所短所を把握しておくと、もっと便利にTeamsを使いこなすことができます。
Teamsの場合、分割される画面最大数は9と決まっていますが、紹介してきた使い方を駆使すればパソコン画面を共有したり、発表者の画面を参加者全員に固定したりできるので、問題なく使用できると思います。
今回は「Teams使い方!ビデオ会議で画面共有できない?固定方法や分割の最大人数を解説」と題してお送りしました。